8月8日 立秋

四季の移ろいを、暦のうえで明確に区切ったものが「二十四節気」
もとは古代中国で農業の目安として作られたもので、平安時代に日本でも広まったとされています。

二十四節気の中で、夏至や冬至などは特によく耳にしますが
その一つに【立秋】があります。
 そして、立秋は二十四節気のなかでも特に大切な「八節」の一つとされます。
 夏至と冬至を「二至」、春分と秋分を「二分」、そしてそれぞれの中間に存在する立春・立夏・立秋・立冬の「四立(しりゅう)」
これらをあわせて「八節」と呼び、季節を区分する言葉として古くから日本において重要な役割を果たしてきました。
 四立の前日は「節分」と呼ばれ、各季節の始まりの日と呼ばれる雑節(ざっせつ)の一つ。2月の節分は日本の定例行事としてよく知られていますね。
実は、節分は年に4回存在するんです!

2023年の【立秋】は、日にちの意味であれば8月8日、期間であれば8月8日~22日です。

立秋は秋の始まりです。
夏の暑さが極まり、秋に向け季節が移り変わり始める日。
暦の上では立秋が夏の暑さのピークであるとされ、立秋の翌日からの暑さは「残暑」と呼ばれます。

 しかし暦上では秋の始まりといっても、実際にはまだまだ暑さの厳しい日は続きます。
どちらかというと夏真っ盛り!
暦上の季節と実際の季節感が異なるのには理由があります。
 そもそも二十四節気は、昼が最も長い夏至、最も短い冬至、そして昼夜の時間がほぼ同一の春分と秋分など、春夏秋冬の4つの季節に分けて1年を24等分したもの。
 二十四節気は、古代中国の特に黄河流域の寒い気候にあわせて作られたといわれていますので、当然現代の日本と気候が異なり季節感にも違いがでるわけです。
 それでも立秋を過ぎると、
特に夕暮れ時には、空や雲の様子が秋を匂わせ
ふとした瞬間に、日が短くなったことを感じます。

ひぐらしがどこか悲しげに鳴き、いつの間にか
スズムシやマツムシなどの美しい鳴き声も耳にするようになる、、、
少しずつ秋を感じられる目安になるのが立秋です。

日本ほど四季の移ろいがはっきりと感じられる国は世界でも珍しくとても素晴らしいことです。

その素晴らしい四季の移ろいにも、近年変化が見られます。
日本の豊かな四季を喜び、大切にしていきたいですね。