花守り

紫陽花のおまじないをご存知ですか?
昨年もご紹介したので、覚えてらっしゃる方も多いかと思います。

紫陽花のおまじない【花守り】の季節が今年もやってまいりました(^^)

一年も半分が過ぎようとする6月は、梅雨時で
雨が多く湿度が高くなり、それでいて気温も上がる日が多いので
蒸して、色々なものが痛みやすい季節です。

私達人間も
身体の不調が出たり、気持ちが落ち込んだりしやすくなりますね。

紫陽花の【花守り】は
半年分の心身のけがれをはらい、清め
次の半年を無事に元気に過ごせるように祈り、暑い夏を乗り切るためでもあります。

和紙や半紙に、願い事、生年月日、名前を書いて細く折り、葉を落とした紫陽花の花の下にくくりつけます。

その紫陽花を
和紙で花束のようにくるみ、枝の部分を水引で結びます。
和紙は、無ければ白い上質紙でもいいですがおすすめは障子紙です。
紫陽花の持つ水分をうまく吸収してくれますよ(^^)
そして
出ている枝の先に麻ひもなどを結びつけ、吊るせるようにして、完成!

いつ、どこに吊るすのかは、地域にもよって所説ありますが
境界線のある場所から魔が入りやすいといわれるので、基本的には家の門や玄関、台所など、入り口に吊るすのがいいそうです。トイレに吊るすと婦人病を退けるという説も。

6月に限らず毎月6の付く日を吊り下げ開始日とできるようですが、
しっとりとした風景に紫陽花が美しい今、是非試したいおまじないです♪