4/8は花まつり

こんにちは
4月となり、新しい年度が始まりました。
3月の終わりから4月の初頭にかけて
送る方、送られる方、迎える方、迎えられる方…立場は様々ですが
多くの別れと出会いがあったのではないでしょうか?
花たろうでも、様々なご用途のお花をご依頼頂きました。
大切なお花のご依頼ありがとうございました^_^

さて、4月となり寒さが戻る日が続きましたが
いよいよ春本番!
街でも、花たろうでもお花が咲き誇っています。
是非、自然に触れて、心豊かに過ごしましょう!

花まつり

さて、4月8日は何の日だかご存知ですか?
旧暦4月8日はお釈迦様がインドのルンビニ(現在はネパール連邦民主共和国)で生まれた日。
お釈迦様のお誕生日です。

現在、新暦の4月8日又は、5月8日にお釈迦様誕生のお祝いをしていて、それを「花まつり」とよんでいます。

4月8日は「花まつり」の日なのです^_^

花まつりはもともと灌仏会(かんぶつえ。仏生会、降誕会などとも)と呼ばれ、仏教の創始者であるお釈迦様の生誕をお祝いする仏教行事です。「花まつり」と称されるようになったのは明治時代以降のこと。
お釈迦様が誕生したルンビニの花園を模した「花御堂」は、たくさんの花で飾りつけた小さなお堂で、「花まつり」の名称の由来のようです。

花まつりでは、 お寺の境内に設置された花御堂に、灌仏桶と呼ばれるたらいのような器を置いて甘茶で満たし、その中央に「誕生仏」を安置します。 お釈迦様は生まれてすぐ、東西南北に向けてそれぞれ七歩ずつ歩き、右手は天を、左手は地を指さし「天上天下唯我独尊」と唱えたと言われています。 生きとし生けるものは誰もがこの世にひとつの尊い存在である、といった意味です。 「誕生仏」とそのポーズはこの故事にちなんだものです。
参拝者はこの誕生仏に甘茶をかけ、お釈迦様の誕生日を祝います。
お釈迦が生まれる際、九頭の龍が天からあらわれ、お釈迦様の頭から甘露の雨を注いだという言い伝えに基づくもので、灌仏会の「灌」とは水を注ぐという意味です。

花まつりに欠かせない「甘茶」は、ガクアジサイの変種でユキノシタ科の植物「アマチャ」の若葉を煎じた飲み物で、生薬としても知られるように、無病息災の効験があるとして重宝されています。多くの寺院では、花まつりの参加者に甘茶を配ります。

普段あまり宗教に接する機会が少ない私達ですが、身近で、少し敷居の低いところから、宗教に触れてみるのも良いかもしれませんね^_^