1月31日愛妻の日

1月31日 は、「アイ・サイ」で愛妻の日。

「妻というもっとも身近な存在を大切にする人が増えると世界はもう少し豊かで平和になるかもしれない」という願いから、日本愛妻家協会が制定した”愛妻家”を増やすための記念日です。

愛妻の日には、奥様を誰よりも大切に想っているという気持ちを込めて、またありがとうの感謝の気持ちを込めて花贈りをするのはいかがでしょうか^_^

是非、愛妻の日を夫婦ふたりの大切な記念日に!

同じ1月31日は

富山県の砺波(となみ)切花研究会が制定し、日本記念日協会が認定した

【チューリップを贈る日】でもあります。

チューリップを贈る日

富山県砺波市の名産品で、特に赤い色の花言葉は「真実の愛」とされるチューリップを大切なパートナー(愛妻)に贈る日にして欲しいとの想いから1月31日に制定されました。

富山県は全国有数のチューリップの産地であり、中でも砺波市は富山県のチューリップ栽培発祥の地として歴史ある土地です。

その歴史は大正7年(1918年)まで遡り、東砺波郡庄下村(現在の砺波市)の水野 豊造(みずのぶんぞう)さんが富山県で初めてチューリップ栽培を始めました。

水稲単作地帯で規模の小さな農家が多かった当時、冬は積雪のある寒冷地帯の富山県は冬季間の就労機会が少なかったため、農家経営は大変厳しかったようです。

そこで水田を有効に活用して農業所得を確保できる作物の導入が求められていました。


水野豊造さんは種々の園芸作物を試作し試行錯誤しながら研究を重ねたとか。

その中で当初10球あまりを取り寄せ試作していたチューリップの球根を切花として販売したところ、まだ日本では珍しい草花であったことから高値で売れ、更に球根を販売すると種苗商が高く買い取ったそうです。

それを契機に本格的なチューリップ球根の栽培に取り組み始めました。

富山県は、チューリップの生育に適した気温、日照時間、肥沃な土地、豊富で良質な水などの自然の恵みがあり、水野さんは、球根栽培に工夫を重ねながら地区内の人々にも広く栽培を働きかけました。 

そして、チューリップ栽培は水田裏作の有望な特産物として県下全域に波及していったようです。

そして、現在も全国屈指のチューリップの産地として受け継がれています。

色々と掘り下げて調べてみると大変ご苦労されたようですが、

水野豊造さんの言葉で、

「富山のチューリップは土や肥料や労力で作るのでなく魂で作るのである」

「どんな花が咲くか来春でなければ分からない球根を売っているということは、信用を売っていることになる。だから誰々の畑のチューリップではなく、富山のチューリップをすべてよくしなくては」

というところから、とても情熱を持ち続けて取り組み続けたのだろうと感じます。

そして、私達の日常にも通じるものを感じました^_^